ウィルス対策ソフト

ハイ、サボり気味ですね。ネタがないというわけではないんですが…。
で、まだ熟成途中なネタなのですが、蔵出ししてみよかと。

今年の頭くらいにＨＤＤぶっ壊れ事件があって以来、IE7で特定ページのブラウズでIEが応答しなくなったり、強制終了したりで困ってたんですが、これがどうもノートン・アンチウィルスのせいであったのことが調べて分かりました。
ただし、今のバージョンでは起こりません。私が使っていたノートンは、CDだかDVDだか、はたまたマザーだかを買った時についてたNorton Anti-Virus 2001 English Versionだったのです（笑）。ウィルス定義ファイルの更新サービスは去年まで続いていたものの、さすがに製品サポートが切れたため、最新IE7に対応できなかったためと思われます。

私はウィルス対策ソフトというと実家のWin95PCについていたマカフィーの製品のあまりの劣悪さに、ずっとノートンを愛用してきたのですが、やっぱり動作の重さについてはガックリしていたこともあって、最新ウィルス対策ソフトをそれぞれ試用してみようと思い立ったわけです。
なので、現在試用したのは３つ。まだまだネタ的には暖め中なんですが、３つのだいたいのインプレッションみたいなものをしてみよかと。

「ウィルスバスター2007」
このソフトはノートン・アンチウィルスと双璧をなすウィルス対策ソフトであると思います。反ノートン派の人にはウケてるみたいです。また親友melphaクンのお薦めでもあったので最初に試用してみました。
速度的には現在３つのなかでも速い方ですし、余計なネットワークトラフィックの低下もありません。優秀なほうだと思います。
でも、ちょっと自己主張が激しくて、いちいちウィンドウを開いて「更新します」とか「ウィルスが発見されたからどうするか？」とか言うてきます。
仕事中や、趣味の時間なんかでも、いちいちウィンドウがアクティブになってしまうので鬱陶しさが結構あります。もちろん、設定でオフにしたりできるのですが、初期設定だと鬱陶しすぎでした。
★★★★☆（５段階評価なら★４つ）

「エフセキュア・インターネット・セキュリティ2007」
ネットでは割と評判が高く、発売された時、なぜかムーミンをマスコットキャラクターにしていたので、「ムーミン」って言われてます。
で、使ってみたのですが…はっきり言ってウザすぎでした（笑。
こう熟練ユーザーが実家の両親のためにPCを買ったけど、なんかよく分からないトラブルで悩まされてる向きには良いのかも…。
ともかく、新しいソフトウェアをインストールしたり、別ソフトでレジストリの書き換えが行われたり（オプション類はレジストリ書き換えが多いので通常操作です）、HTTP通信で正規のHTTPソフトじゃないもの（たとえばメッセンジャー系とか）、断片化されたデータをやりとりするソフトウェアなどを使用すると、「これこれのソフトウェアがあれこれしようとしてるけど許可？不許可？」とイチイチ聞いてきます。
マイクロソフト謹製ソフトウェアでも通信が発生すると聞いてくるので、そうとう鬱陶しいです。
でも、その代わり相当堅牢なシステムではあります。
でもでも、一度許可したソフトウェアでも、アップデートが入れば、たちまち聞いてくるので…やっぱり鬱陶しいかも。
１ヶ月試用できるものを半月で試用を中断しました（汗。
★★☆☆☆（５段階評価なら★２つ）

「カスペルスキー・インターネットセキュリティ６」
一太郎などのソフトウェア会社で有名なジャストがライセンシーをしていることで一躍有名になったロシア製のウィルス対策ソフトウェアです。もちろん日本語完全対応。
使ってみて半月を超えましたが、結構優秀です。
嫌な自己主張もなく、でもウィルスがあった時はがっちりガードしてくれます（実証済み・汗）。
でも、ふたつほど残念なことが。
ひとつは、スパムガードなんですが、スパムメールの振り分けをして欲しいのにメールヘッダを読んできて、どれをメーラーに渡すかどうかを聞いてきます。イチイチしなければならないので、むしろ不要な気がします。オプションで即スパムガードはオフ（笑。
ふたつめは、ネットワークトラフィックが極端に落ちます。IPフォン系ソフトウェアやメッセンジャーなどを使用すると、カスペルスキーのリアルタイムプロテクションの機能のためにトラフィックが最悪時で1/10くらいに落ちます。これが分かった時はちょっとガックリしましたね。
値段の点からもウィルスバスターやノートンに負けているので、アクティベーションすることは無さそうです。
★★★☆☆（５段階評価なら★３つ）

つづく・・・かも