昨日から実家の京都へ帰り、今日は朝から病院へ。(来年1月中にはケリつくんじゃないかと淡い期待)
昼からは自宅で、ちょっとした決意をして、最近増えてきたクレジットカードの整理・解約をしてた。
というのも、メインで使ってるカードは特典の旨みが少ないので、メインカードを切り替えようと。
で、改めて、毎月引き落とされるお金のなかで、まぁ微々たる金額だから、と放置しつづけたモノも処分した。
それが、僕にとっては、今の原点に属しているものだと思うから、なかなか解約できなかったんだよね。それは…。
Nifty-Serve。サービス自体は、今年の春に19年のサービス期間を終えたわけだけど、その後も毎月毎月210円を払い続けてたわけだから、結構損してる。というかNifty-Serveに出入りしなくなったのは、Windows95の発売でインターネットが身近になった時だから、1995年から(Win95発売は1996年だけど)。かれこれ、11年!かなり無駄に払ってたわけだ(11年x12x210円=27720円)。それをとうとう終わりにすることに。
で、ここからは回顧モード。
Nifty-Serveはパソコン通信黎明期の1980年後半(1987年)にできたわけだけど、僕が入会したのは1997年。当時既に大手パソ通は、NECのPC-VAN、日経のnikkei-mix、朝日のasahi-netがあったわけだけど、PC-VANにしろ、asahiにしろ、今の2chのような殺伐とした空気が流れていたし、mixはなんかマニア臭さが匂う感じだったので、友達のM口君の薦めもあって、Nifty-Serveに入会。そのときM口君は、「使わなきゃ、お金かからんし、入ってみたら?」って感じやったと思う。
最初はソフトウェアのダウンロードくらいにしか使っていなかったんだけど、Nifty-Serveの醍醐味はやっぱり、フォーラム(会議室:今で言うと掲示板?スレッド?)で、趣味のジャンルごとにフォーラムがあったわけだ。その数もけっこう膨大だったと思う。200とか?。
よく行ってたのは、FSF1(SFフォーラム本館), FSF2(SFフォーラム別館)。SFとファンタジー小説のフォーラム。最初は単にロムってただけなんだけど、そのうち発言するようになり、そのうち、RT(リアルタイム会議室:今で言うチャット)にハマり、もう日がな一日つなぎっぱなしというダメ人間に・・・(w;。
FSFといえば、FCOMIC(コミックフォーラム)と並んで、NiftyきってのRTer常駐(チャットする人が常にいる状態)フォーラムだったんだけど、その一翼は担ってたハズ。
何がそこまでって感じではあるけど、当時は毎日エキサイティングやったと思う。チャットに来る人はSF本職の人が多くて、作家、翻訳家、評論家、漫画家、イラストレーターほか、って感じでそういう人らとバカ話できたり、オフ会で一緒に酒飲んだりするのが楽しかったのかもしれない。まぁともかく毎日毎日ネットにつなぎっぱなしで、毎月毎月、NiftyとNTTには相当貢いだと思う。ちなみに、NTTからは月の支払いを月賦でしますか?って訊かれたくらい(w;。
そいや、僕が初めて電子メールアドレスをもらったのもNifty-Serveであったし、初めてログインという作業をしたのも、初めてファイルダウンロードをした場所も、初めて外国サーバーに接続したのも、初めてインターネットを使った(gopherだけど)のも、みんなみんなNifty-Serveが最初だったし、大学生だった僕は将来、出版社に入りたかったわけだけど、そこから方向転換をしてプログラマを選択するようになったのも、全部、FSFに起因していると思う。まぁ原点だったんだなー。
そんなワケで僕にとってのエポックメイクなNifty-Serveを退会するのは、結構寂しい作業だったんですね。
僕NIFTYで以前働いていたんですよ。
と言ってもカスタマーサポートですけどね。
懐かしいような気がして書き込んで見ました。
もう組織も会社も時代と共に変わっちゃったみたいです。
同世代では無いということがわかりました・・。